これまでお客様と共につくり上げてきた住まいの事例をご紹介たします。
お客様のご要望を伺いながら、ご家族に合った暮らしを紡ぎ出す当社の姿勢、
また当社に住まいづくりをご依頼されたお客様のご意見をご確認ください。
親世帯と子ども世帯が一緒に暮らす2世帯住宅に、単身の兄弟・姉妹が共に暮らす2.5世帯住宅が近年増えています。
プライバシーを守りつつも、家族が集えるように、また施主様が長きにわたって快適に暮らせるよう、バリアフリーにも配慮を凝らしました。
バリアフリーの住宅をご希望でしたので、車椅子の方や、足腰の弱ったご高齢の方も生活しやすいよう、家全体を段差のないつくりにしました。敷地の入口から玄関までは、扉のすぐ近くまで車が入れる設計に。スロープ部分には庇を伸ばし、雨の日でも濡れずに移動していただくことができます
ご家族の思い出がつまった以前のお住まいの欄間や柱を、新居のアクセントとして取り込みました。新しい住まいのあちらこちらに懐かしさを感じながら、また新たな歴史を積み重ねていっていただければ幸いです。
身体が不自由な息子のことと、夫婦の老後を考えて2.5世帯で住めるバリアフリーの家に建て替えました。段差のないつくりで、広さも十分にとってあるため、車椅子での移動も快適です。
間取りや各部屋のテイストを決める時は、二十一世紀産業のデザイナーさんとじっくりお話しながら、何度も設計図を書き直していただきました。結果的に「こういう家にしてほしい」という要望がすべてかなえられて大満足!10年、20年経っても、家族全員が居心地良く暮らせそうです。
また、建て替え前の家の面影を感じられるところも気に入っています。欄間を新居でもはめ込めるようにサイズを調整したり、以前の住まいの柱を玄関スロープの滑り止めに埋め込んだりと、一風変わった工夫をしていただきました。30年暮らした家への愛着を理解していただいたのが、何よりうれしいですね。
外壁や壁紙の色選びにも、親身になって相談に応じてくださいました。色見本だけではイメージがわきにくいので、一緒に実際の家を見に行ったことも。完成間近には家具選びにまでお付き合いいただいて、感謝の気持ちでいっぱいです!ありがとうございました。
家づくりのイメージやアイデアをたくさん出していただいたので、非常に勉強になりました。ご家族のことをお聞きしながら二人三脚で完成へと近づけていく過程はとても楽しく、いい経験をさせていただいたと思っています。何かありましたら、いつでもご相談くださいね!
家づくりで特に大切にしているのは、施主様のご希望やこだわりにできる限り近づけること。
建築の専門家としてアドバイスしなければならない場面はもちろんありますが、それ以外では自分の主観を出しすぎないように気を付けています。
ひとつひとつの過程に納得していただきながら進めていくために、設計図だけでなく3Dイメージを使ってご説明することもあります。気軽にお話しながら、家づくりを楽しんでいただけるとうれしいですね。
デザイナー:原田 香